DEBONAIR V 3000ROYAL AMG



 デボネアV3000ロイヤルAMGについて



※写真は前期型の後期、リアスポイラーは社外品です。


 86年8月に三菱のフラッグシップカーであるデボネアが22年ぶりにモデルチェンジしたが、その時に設定されたのが 3000ロイヤルをベースにしたロイヤルAMGである。
 デボネアAMGは基本的に、外装・内装をメインとしたドレスアップカーであった。エンジン等動力関係はノーマルで、 足回りが若干強化されている。といっても当時は偏平タイヤであった60サイズに対応した程度のものである。
 また、デボネアAMGはベース車両に合わせて何度かマイナーチェンジをしているが、特に89年9月のマイナーチェンジでは エンジンがDOHC化されるなどの比較的大きなマイナーチェンジをうけている。

 発表当時、AMG社は、デボネアAMGのデザインについて「ボディの水平ラインを強調し、シンプルかつダイナミックに 見えるフォルムを実現した」とコメントしている。デザイン決定については、AMGが約40種類提案した中から三菱が選んだと 言われているが、他のデザイン案も見てみたいものである。
 デボネアAMGは、余り良く言われることの無い車・・・というか、ネタとして取り上げられる頻度の高いクルマだが、 写真でしか見たことの無い人は実車を是非見るべきだと思う。思った以上にエアロがボディとマッチしており、格好いいと思うのだが・・・
 主な変更点

専用ボディカラー:サラエボホワイト

AMGデザインエアロパーツ(初期の頃は生産もAMG)
・Fバンパー
・Rバンパー
・サイドステップ
・ドアガーニッシュ
・Rスポイラー
・Rガーニッシュ
・フェンダーアーチ
ボディ同色ドアミラー
ボディ同色ウインドゥモール
ボディ同色ドアノブ
専用ヘッドライト・テールランプ
専用エンブレム
(後期型は車名エンブレムの横に"3.0V6DOHC"のエンブレム)
デュアルエキゾーストパイプ

AMGデザインホイール(ボディ同色)
・前期4H(8穴)
・後期5H(10穴)
AMGデザイン38φ4本スポークステアリング

タイヤサイズ205/60R/15
フロントクロスメンバー強化
フロントAアーム部ピボットブッシュ強化